2018年3月パフォーマンス & ポートフォリオ
総括
昨年末からマイナスになったかなと思っていたが、計算してみると +2.5%とプラスをかろうじて保っていた。同期間のTOPIXが -5.6%。
大きなトピックは、シンメンテHD(6086)を売り切ったこと。赤い矢印のあたりで概ね売った。結果論ではあるが、十分に利は乗っていたものの早売りしすぎた。みきまる氏のこの記事を地で行く結果になってしまった。
高PERが許容されているような市場環境では、株価の上昇に伴いその銘柄を売買するプレイヤーが変わるという認識を強く持った。バリュー投資家の考えるような裏付けとなる資産、収益力、そしてそれらとの割安性という視点ではなく、チャートやら出来高やら御本尊のお告げやらバリュー投資家とは異質の拠り所で買う人たちが現れるのだ。
もちろん自分の売ったあたりから下げるかもしれないし、そこを待たずに下がっていた可能性もあるわけで、自分なりの根拠と我慢の限界に従ったと考えれば悪くないのかもしれない。要は、ウェイトが高めだったから悔しいんです。
ウェイト1位のユニバーサルエンターテインメント(6425)については、既報であれこれ様々なブログやツイッターで書かれている通り。期待上げからのWYNNとの訴訟和解下げで株価は相変わらずジェットコースター。とはいえ、係争の評価額が決まったから、下値が固められて上値もボーナス期待が消えオカダマニラの本業次第になったものというのが概ねの理解。ただ、不安定な株主構成、お家騒動の継続、岡田氏が返り咲いた場合のTiger Resorts株の召し上げリスクなど、まだまだホルダーの不安は終わらない。でもアップサイドも十分、継続保有です。Okada Manilaに一度は行きたい。
ウィン・リゾーツ社(NASDAQ:WYNN)との和解に関するご説明 (PDF)
今期の売買
期末のポートフォリオ
5%未満はその他としている。Match Group, Inc. マッチ・グループは、デーティング・アプリ(出会い系アプリ)のTinderなどのマッチングサービスを運営する企業。日本のPairsやCouplesも買収で傘下にある。株価の上昇、シンメンテの売り切り、ほか上位の低迷といった理由により、順位を上げた。