2017年パフォーマンスと振り返り - 株つらい…お気楽バリュー投資道

予定より1年遅れて一桁アップ。

正確には、「証券口座にある現金」および「株式の保有資産」と「信用建玉の評価損益」の合計が2017年に一桁繰り上がった。この後に記載するパフォーマンスその他すべての数字は、これに基づく。つまり、普通預金に預けられている現金などは含んでいない。

今や個人投資家の億り人など珍しくもなんともないし、14年ほどかかっている。預金するよりはだいぶパフォーマンスがよいことを示せたくらいのレベルだ。だが、大して投資に時間を割くことができず、無茶できず、平凡な能力であっても、個別株投資でのんびりと到達しうる、サンプルと思っていただればうれしい。バイアス含めて。

2017年のパフォーマンス

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昨年末比 56.6%増となった。

ほぼ一本調子で上げ続け、一度も昨年末を下回ることなくこの結果。TOPIXが19.7%、日経平均が19.1%の上昇という相場環境に恵まれたことに尽きる。日経平均は6年連続で上昇、バブル崩壊後の最長記録を更新し、2013年に記録した56.7%に続く上昇率ということだ。

2017年末のポートフォリオ

総資産の50%を4銘柄が占める

6425 ユニバーサル

2013年12月に初購入。2015年半ばから少しずつ買い増し。ユニバーサルエンターテインメントは、カジノ事業のOkada Manilaが本格オープンし、売上利益が伸び、いずれカジノ銘柄の評価水準になるだろうと見る。WYNNとの訴訟の行方が好転している模様で、時価4,000億円を超える保有WYNN株は期待値が高い宝くじと思っている。創業者追放の内紛やパチ業の不振などゴタゴタが多いけれど、ジェットコースターに乗り続ける。

6086 シンメンテHD

今年4月に乃村工藝社と資本業務提携し、そのメンテナンス子会社テスコの連結子会社化や合弁会社設立を材料に、昨年末から約4倍になったシンメンテHDは、2017年のパフォーマンスに大きく貢献した。まだ上方修正期待はあるものの握力が持たず、昨年後半に売り始めている。しかし、売り始めたそばから上昇。過去、インフォマートやEギャランティなどで犯した早売りの経験が頭をよぎるのだ。

4290 PI

保有歴6年のプレステージインターナショナルは2017年12月、初めてテンバガーにかすったが、年末時点では下落し割れた。昔はWebで保有者をちらほら見かけたが、最近は見かけない。

3657 ポールHD

ゲームという中毒産業のツルハシとして有望視。昨年は競合に有名経営者が就任している。AI(人工知能)やRPA(ロボットによる業務自動化)の発達も、当面はマイナスではなくプラスに働くんではないだろうか。

ほか

海外含めて全部で18銘柄から増えて21銘柄。膨らんだ。キャッシュポジションは4%。15銘柄くらいまでに絞りたいという気持ち。それぞれの伸び代を見直す必要を感じている。

2017年保有がなくなった銘柄

2193 COOKPAD ... 落ち込みが一時的という見方が変わった
3093 トレファク ... 長らく主力に近かったが今後メルカリ等に厳しい戦い続きそう
3196 ホットランド ... 高級たこ焼きが食べたかったが高級過ぎた

2017年新規購入した銘柄

AMZN アマゾンドットコム ... 理由いる？
1782 常磐開発 ... 足元の割安感で。長く持つことはなさそう。
4992 北興化 ... 上方修正期待で。長く持つことはなさそう。

<信用買い>
6037 ファーストロジック ... 広告主より今はユーザー集客に投資、正しいかと。
9707 ユニマットＲＣ ... パクリ。ざっとIRと指標眺めてつい購入。

<NISA>
6178 日本郵政 ... 損はしないだろうと思って枠を年末に使用。